Meet your USkJ friends : interview with Atsuko and Eriko
私からは、 アーバンスケッチャーズジャパン(以後USkJ)を立ち上げた初期の頃からちょくちょくご一緒してくれているお姉さん達お二人をご紹介します。
Atsukoさんはイラストレーターとして憧れの先輩で、実は私がイラストレーターになった理由の一つに、彼女が(私が当時務めていた会社に)よくお仕事に来ていて、それを見て、絵を描くことを仕事にしていていいなあと思い、自分もやってみるぞと決意させてくれた影響力のある人です。その後度々現場描きの仕事でご一緒する中、スケッチ会にお誘いしたのでした。
Erikoさんはアーティストとして長年パリにお住まいだったと言う、絵描きにとってこの上なく羨ましい経歴の持ち主で、日本に帰国されてすぐにUSkJのスケッチ会に参加され、以来時間のある時にはスケッチ会に参加されています。
お二人とも現在USkJのコアメンバーとして、スケッチ会の企画などする際会議に加わっていただいています。
そんなお二人とは、2018年にPortugal のPortoでUSKのsymposiumが開催された時期に一緒に現地まで行って、(symposiumそのものには参加しませんでしたが)スケッチして過ごしたこともありました。
上:とあるスケッチ会での様子 by Kumi
下:Portoにて by Kumi
1, USkJ との出会いはいつ頃でした?
Atsuko: 2013年10月19日神田エキュート万世橋が初めての参加です。スケッチクロールだったと思います。大体スケッチクロールの意味も、何回か参加した後、そうなんだと認識した次第😅 橋の上からが最初の絵。集合場所に行ったら時間なのに誰もいない。一人でスケッチをはじめていたら、テツさん(誉田哲朗)が現れて、話をしながらスケッチしたのを鮮明に思い出します。鉛筆画を丹念に描いてから色を付けました。昼食に万世のステーキを食べ、その時が初対面なのにカナダのスケッチャーのkenさんからStrathmoreのスケッチブックをプレゼントしてもらいました💓 このスケッチブックは閉じリンクが無く、片面や両面、裏表と自由に描ける厚手の水彩画用で、私は初めて見るタイプでした。 2枚目は、この日は寒くて午後からカフェに入りスケッチしました。 因みに、私の記憶力はお勉強では発揮出来ませんでしたが、食べた物の記憶力は抜群!!です。なにせ初めて食べる有名な万世ステーキ肉ですから。
(補足:当時はUSkJとして定例会はなく、World Wide SketchCrawl(と言う年に4度ほど行われる世界同日多発スケッチ会)で仲間が集まり、この日カナダから来ていたスケッチャーのKenさんがみんなのためにお土産としてスケッチブックをプレゼントしてくれたのでした。)
下2枚:神田エキュート万世橋
2,USkJへの参加のスタイルは?(FB, インスタ投稿、スケッチ会への参加、コアメンバーとして会議参加)
Atsuko: FB.スケッチ会参加。コアメンバー
3、USkJ に参加してどう日常が変わりましたか?
Atsuko: 仕事で描く絵は、常に発注者の要望とプロとしての最低限のクオリティを意識しているから、自由に描く絵は誰かに見られたくなかった。しかし、スケッチ会に参加しはじめて確実に技術は向上したかな。まず苦手な街を描くこと、途中で投げ出さないこと、他の人の絵を見ることなどが向上した理由だと思う。 人との付き合いが広がり、外国語(英語)の聞き取りや、文章を、以前より理解出来るようになり、外国人とは以前からあまり隔たりを感じてはいなかったが、すぐに仲間だと感じるようになった。なにより仲介は絵がしてくれるし。 スケッチ会が知らない土地を訪れる機会になっています。
下:2016年夏エビスガーデンプレイスサマーフェスにて。 人物画は本人の同意を得ずに長く描くのは勇気がいるけど、お互いがモデルになるUSkでは遠慮がないのが嬉しい。
下:2020.4.14 コロナ自粛でベランダから富士山が綺麗に見えたので。
4、今後USKJAPAN でしてみたい事、希望はありますか?
Atsuko: 今は思いつかない。
5、その他、影響を受けたアーティスト、出会って楽しかった人など。
Atsuko: Shari Blaukopfさん。水彩画のテクニックを尊敬。色のメリハリがあり、大胆なふでさばきで空気感を出しながら、小筆で状況を的確にしている。 鳥海さん(ケーシー)。特に人物画。他に誰も持っていない線があるから。
6、使っている画材はどんなもの?
野外スケッチの必需品達。まず集合場所を明らかにするUSkJ のサインボード。
水彩絵の具は、100円ショップで購入したクリアケースに入れ、後ろに大きいクリップをガムテープで接着し、スケッチブックにクリップ留めする。
筆洗いは、広口のドリンクの空き瓶(プラスチック)を利用。
筆は大中小と4本。
鉛筆、色鉛筆、シグノペン、カッターこれらを袋に入れて腰にベルトで巻けば、立って何処でもスケッチ可能❗️
(スケッチは築地本願寺)
と言うことで、以上、Atsukoさんからの回答でした。ご本人が自ら言っているように人見知りしないし、どこの国から来て、何語で話すのであれ、誰とでも打ち解けて、その場を明るく盛り上げてくれるAtsukoさんはスケッチ会に不可欠な存在です。
では続いてErikoさんに同じ質問をします。
1, USkJ との出会いはいつ頃でした?
Eriko: uskjapanより前にパリに住んでた時にuskparisを知りました。
最初に参加した時の場所はモンマルトルの丘の裏手でした(2014年)
自由でゆるゆるな感じが気にいって結構参加しました。
終わってからカフェで一服して皆でスケッを見せ合うのも楽しかった。
日本に帰国する時に、東京にもあるよ、松川久美に連絡してまた私達と一緒にスケッチャーズ続けましょうと言われ、久美さんに連絡して、今に至ってます。
USK Japan最初のスケッチ会は2016年初夏、世田谷区等々力渓谷でした。
久美さん私その他5人かな。リチャードもいましたね。この時はちょっとおずおずしてたんですがw久美さんがさっぱりした感じの方なのでこれなら行ける♪と思いました。
下3枚:パリにて
2,USkJへの参加のスタイルは?(FB, インスタ投稿、スケッチ会への参加、コアメンバーとして会議参加)
Eriko: 参加形態は、スケッチ会に参加してそのスケッチをFBのUSkJに投稿。一応コアメンバーなのでラインの会議は見ています。あと他の個人的な絵はインスタに掲載。
3、USkJ に参加してどう日常が変わりましたか?
Eriko: 基本的に一人で外で描くのは平気なのですが、月に一回二回週末に集まって皆でスケッチするのは良いアクセントになりますし他の人の絵を拝見するのも興味深いし、仲の良いメンバーとお茶したり飲んだりする事も含めてw楽しみにしています。あと、自分の知らない場所に行けるのも嬉しいです。
4、今後USkJ でしてみたい事、希望はありますか?
Eriko: 横浜とかも行きましたが、結構遠くに日帰りで行くのもたまに良いかな、と思います。コロナが収束したらですが。奥多摩とかね、あ都会ではないかw。
5、その他、影響を受けたアーティスト、出会って楽しかった人など。
Eriko: uskではsharisketcheさんの絵が好きです。活き活きした美しい色彩と筆使い、素敵なデッサンに、いつも勉強になります。
あとuskparisのプリンセス、(プリンセス・マリオンと呼ばれてるらしいw)Marion Rivolierさんの絵も好き。徹底して下書き無しで筆だけでダイレクトンに色を付けていく手法で、とてもシャープな色使い、それに絵の見せ方が、とても素敵です。
昔の画家で水彩画に限ってなら、ラウル・デュフィが大好きです。
Atsukoさんと初めて会ったのが2016年夏の恵比寿ガーデンプレイスのスケッチ会でしたね。私も同じシーンを。
あと、Momokoさんと会った旧古河庭園。
6、赤い線がトレードマークのようですが、使っている画材はどんなものでしょう?
赤いペン(上)がパリで買った外国限定のやつ。PILOT V-ball(0.5) pure liquid ink
下がこの間書き物屋?で見つけた国内産 PILOT Vcorn (直液式水性)
赤いペンでのスケッチは全く何気に始めたんですが、そのスケッチをuskparisのフランス人達皆褒めてくれるんですよね。uskparis内では「赤い線で描く人」って定着してました。フランス人は色が好き、それにフランスは個性重視ですから、それなら、と思って調子に乗って描き続けていったわけです。
あのルーブル美術館でこんな風にスケッチができるのはなんとも羨ましい限りです!
フランス語が堪能なErikoさんはスケッチ会で通訳としても活躍されています。
以上、Erikoさんでした。
こうしてあらためてインタビューしてみてヘェ〜、そうなんだと思わされるちょっとしたお話ができたのが楽しかったです。
しばらくはまだスケッチ会が開けそうにない分、今後もスケッチ仲間のインタビュー記事を投稿しますので、どうぞお楽しみに。
Atsukoさんはイラストレーターとして憧れの先輩で、実は私がイラストレーターになった理由の一つに、彼女が(私が当時務めていた会社に)よくお仕事に来ていて、それを見て、絵を描くことを仕事にしていていいなあと思い、自分もやってみるぞと決意させてくれた影響力のある人です。その後度々現場描きの仕事でご一緒する中、スケッチ会にお誘いしたのでした。
Erikoさんはアーティストとして長年パリにお住まいだったと言う、絵描きにとってこの上なく羨ましい経歴の持ち主で、日本に帰国されてすぐにUSkJのスケッチ会に参加され、以来時間のある時にはスケッチ会に参加されています。
お二人とも現在USkJのコアメンバーとして、スケッチ会の企画などする際会議に加わっていただいています。
そんなお二人とは、2018年にPortugal のPortoでUSKのsymposiumが開催された時期に一緒に現地まで行って、(symposiumそのものには参加しませんでしたが)スケッチして過ごしたこともありました。
上:とあるスケッチ会での様子 by Kumi
下:Portoにて by Kumi
1, USkJ との出会いはいつ頃でした?
Atsuko: 2013年10月19日神田エキュート万世橋が初めての参加です。スケッチクロールだったと思います。大体スケッチクロールの意味も、何回か参加した後、そうなんだと認識した次第😅 橋の上からが最初の絵。集合場所に行ったら時間なのに誰もいない。一人でスケッチをはじめていたら、テツさん(誉田哲朗)が現れて、話をしながらスケッチしたのを鮮明に思い出します。鉛筆画を丹念に描いてから色を付けました。昼食に万世のステーキを食べ、その時が初対面なのにカナダのスケッチャーのkenさんからStrathmoreのスケッチブックをプレゼントしてもらいました💓 このスケッチブックは閉じリンクが無く、片面や両面、裏表と自由に描ける厚手の水彩画用で、私は初めて見るタイプでした。 2枚目は、この日は寒くて午後からカフェに入りスケッチしました。 因みに、私の記憶力はお勉強では発揮出来ませんでしたが、食べた物の記憶力は抜群!!です。なにせ初めて食べる有名な万世ステーキ肉ですから。
(補足:当時はUSkJとして定例会はなく、World Wide SketchCrawl(と言う年に4度ほど行われる世界同日多発スケッチ会)で仲間が集まり、この日カナダから来ていたスケッチャーのKenさんがみんなのためにお土産としてスケッチブックをプレゼントしてくれたのでした。)
下2枚:神田エキュート万世橋
2,USkJへの参加のスタイルは?(FB, インスタ投稿、スケッチ会への参加、コアメンバーとして会議参加)
Atsuko: FB.スケッチ会参加。コアメンバー
3、USkJ に参加してどう日常が変わりましたか?
Atsuko: 仕事で描く絵は、常に発注者の要望とプロとしての最低限のクオリティを意識しているから、自由に描く絵は誰かに見られたくなかった。しかし、スケッチ会に参加しはじめて確実に技術は向上したかな。まず苦手な街を描くこと、途中で投げ出さないこと、他の人の絵を見ることなどが向上した理由だと思う。 人との付き合いが広がり、外国語(英語)の聞き取りや、文章を、以前より理解出来るようになり、外国人とは以前からあまり隔たりを感じてはいなかったが、すぐに仲間だと感じるようになった。なにより仲介は絵がしてくれるし。 スケッチ会が知らない土地を訪れる機会になっています。
下:2016年夏エビスガーデンプレイスサマーフェスにて。 人物画は本人の同意を得ずに長く描くのは勇気がいるけど、お互いがモデルになるUSkでは遠慮がないのが嬉しい。
下:2020.4.14 コロナ自粛でベランダから富士山が綺麗に見えたので。
4、今後USKJAPAN でしてみたい事、希望はありますか?
Atsuko: 今は思いつかない。
5、その他、影響を受けたアーティスト、出会って楽しかった人など。
Atsuko: Shari Blaukopfさん。水彩画のテクニックを尊敬。色のメリハリがあり、大胆なふでさばきで空気感を出しながら、小筆で状況を的確にしている。 鳥海さん(ケーシー)。特に人物画。他に誰も持っていない線があるから。
6、使っている画材はどんなもの?
野外スケッチの必需品達。まず集合場所を明らかにするUSkJ のサインボード。
水彩絵の具は、100円ショップで購入したクリアケースに入れ、後ろに大きいクリップをガムテープで接着し、スケッチブックにクリップ留めする。
筆洗いは、広口のドリンクの空き瓶(プラスチック)を利用。
筆は大中小と4本。
鉛筆、色鉛筆、シグノペン、カッターこれらを袋に入れて腰にベルトで巻けば、立って何処でもスケッチ可能❗️
(スケッチは築地本願寺)
と言うことで、以上、Atsukoさんからの回答でした。ご本人が自ら言っているように人見知りしないし、どこの国から来て、何語で話すのであれ、誰とでも打ち解けて、その場を明るく盛り上げてくれるAtsukoさんはスケッチ会に不可欠な存在です。
では続いてErikoさんに同じ質問をします。
1, USkJ との出会いはいつ頃でした?
Eriko: uskjapanより前にパリに住んでた時にuskparisを知りました。
最初に参加した時の場所はモンマルトルの丘の裏手でした(2014年)
自由でゆるゆるな感じが気にいって結構参加しました。
終わってからカフェで一服して皆でスケッを見せ合うのも楽しかった。
日本に帰国する時に、東京にもあるよ、松川久美に連絡してまた私達と一緒にスケッチャーズ続けましょうと言われ、久美さんに連絡して、今に至ってます。
USK Japan最初のスケッチ会は2016年初夏、世田谷区等々力渓谷でした。
久美さん私その他5人かな。リチャードもいましたね。この時はちょっとおずおずしてたんですがw久美さんがさっぱりした感じの方なのでこれなら行ける♪と思いました。
下3枚:パリにて
2,USkJへの参加のスタイルは?(FB, インスタ投稿、スケッチ会への参加、コアメンバーとして会議参加)
Eriko: 参加形態は、スケッチ会に参加してそのスケッチをFBのUSkJに投稿。一応コアメンバーなのでラインの会議は見ています。あと他の個人的な絵はインスタに掲載。
3、USkJ に参加してどう日常が変わりましたか?
Eriko: 基本的に一人で外で描くのは平気なのですが、月に一回二回週末に集まって皆でスケッチするのは良いアクセントになりますし他の人の絵を拝見するのも興味深いし、仲の良いメンバーとお茶したり飲んだりする事も含めてw楽しみにしています。あと、自分の知らない場所に行けるのも嬉しいです。
4、今後USkJ でしてみたい事、希望はありますか?
Eriko: 横浜とかも行きましたが、結構遠くに日帰りで行くのもたまに良いかな、と思います。コロナが収束したらですが。奥多摩とかね、あ都会ではないかw。
5、その他、影響を受けたアーティスト、出会って楽しかった人など。
Eriko: uskではsharisketcheさんの絵が好きです。活き活きした美しい色彩と筆使い、素敵なデッサンに、いつも勉強になります。
あとuskparisのプリンセス、(プリンセス・マリオンと呼ばれてるらしいw)Marion Rivolierさんの絵も好き。徹底して下書き無しで筆だけでダイレクトンに色を付けていく手法で、とてもシャープな色使い、それに絵の見せ方が、とても素敵です。
昔の画家で水彩画に限ってなら、ラウル・デュフィが大好きです。
Atsukoさんと初めて会ったのが2016年夏の恵比寿ガーデンプレイスのスケッチ会でしたね。私も同じシーンを。
あと、Momokoさんと会った旧古河庭園。
6、赤い線がトレードマークのようですが、使っている画材はどんなものでしょう?
赤いペン(上)がパリで買った外国限定のやつ。PILOT V-ball(0.5) pure liquid ink
下がこの間書き物屋?で見つけた国内産 PILOT Vcorn (直液式水性)
赤いペンでのスケッチは全く何気に始めたんですが、そのスケッチをuskparisのフランス人達皆褒めてくれるんですよね。uskparis内では「赤い線で描く人」って定着してました。フランス人は色が好き、それにフランスは個性重視ですから、それなら、と思って調子に乗って描き続けていったわけです。
あのルーブル美術館でこんな風にスケッチができるのはなんとも羨ましい限りです!
フランス語が堪能なErikoさんはスケッチ会で通訳としても活躍されています。
以上、Erikoさんでした。
こうしてあらためてインタビューしてみてヘェ〜、そうなんだと思わされるちょっとしたお話ができたのが楽しかったです。
しばらくはまだスケッチ会が開けそうにない分、今後もスケッチ仲間のインタビュー記事を投稿しますので、どうぞお楽しみに。
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