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Showing posts from December, 2020

Meet your USkJ friends: interview with Ryoji Nakayama

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今回インタビューしたのは、面白い経歴をお持ちのRyoji Nakayamaさんです。 This time I interviewed Ryoji Nakayama who has quite a unique career. 上:ネパールでスケッチ Sketching in Nepal Q1,スケッチを始めたのはいつ?USk/USkJとの出会いは? 7年位前ですかね。25歳の時に毎日何かをスケッチしようと思ってはじめました。元々、私は商社勤務で、その時の会社が東京の虎ノ門にあったのですが、虎ノ門はビルばかりで緑が少ないということから、これは良くないなと思って、緑地とか庭園を作る仕事に興味を持ったんです。その後働きながら、ランドスケープデザインというのを学び始めたのですが、そこの先生が毎日何でもいいからスケッチしなさい、ということがきっかけでした。中学の時とかは絵が好きで、漫画家になりたいと思って、ギャグ漫画とか描いてましたから、良いきっかけで絵の楽しさを思い出せたな~と感じます。ギャグ漫画家はネタが浮かばなくて諦めたのですが… それから商社を辞めて、ニュージーランドのクライストチャーチというところに引っ越してランドスケープの仕事をするんですが、その時地元のスケッチグループに所属していたんです。そこでは月2回(確か)土曜日にみんなで集まって、街とか、建物とかを自由に描くみたいな活動をしていました。そこのメンバーがUSkのニュージーランド版に所属していて、そこでUSkのことを知りました。ただ自分の住んでいた都市では特に活動はしていなかったようなので、そのときは特に関わりはありませんでした。 その後日本に戻り、みんなでスケッチする感覚が懐かしくて検索してみたらUSkJ を発見し、今に至る…という感じです。 話は違いますが、今虎ノ門に緑を作るプロジェクトにも関わっていて、考えたことは意外と実現できるものだなあと感じています。 When did you start sketching? And how do you get involved in the USk/USkJ community? I guess it was around 7years ag

My Urban Sketch in 2020 今年新しく気づいたこと!

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    今年の月例会は2月の上野が最後でした。まだこの頃はマスクもせず、図らずも「密」になった猿が面白くて描きました。アーバンスケッチと言えるかあ?と思いつつ、久しぶりに動く動物をしっかり見て描く楽しさを思い出し、これが今年の愛犬のスケッチに繋がりました。 I drew monkeys in the Ueno Zoo in February, and this became the last official meetup this year. And this experience made me recall the fun of drawing animals!   今年はじめたこと その1:犬を描く I've come to draw my dog. ちょうどこの頃に、巨匠David Hockneyが愛犬をたくさんスケッチしていたことを知り、彼の素描と言葉に感銘を受けていたんです。 “ Once my hand has drawn something my eye has observed, I know it by heart, and I can draw it again without a model. ” 「しっかり見て描いたものは心に刻まれて、見なくても描けるようになる 」 犬は描くのが苦手でしたが、家でいつでも描ける!とにかくこの複雑な形を追うことが素直に面白くなりました。まわりの状況も描いた(アーバンスケッチ的な)ものは少ないのですが。  I just tried hard to "make marks" without thinking "how it should look as a dog".   今年気づいたこと その2:あえて時間がない時に描く I tried to draw more when I have very little time. 電車スケッチは以前から好きでしたが、今年は電車に乗る機会が数回しかなく・・乗る時は緊急の用事でしたが、必ず何か描きました。マスク姿ばかり。On the train: 犬の散歩の時も。水彩で色塗りは難しいので、あらかじめ塗っておいてみたり。これはUSk TalksのChallengeにも影響されました。公園のヤギを描いたけど、逃げられた。  An

Reflection on my sketch life in 2020 マリアの2020スケッチ反省

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  皆さん、この2020年はけっこう面白い年でしたね。 久しぶり(一年半ぐらいの間、スケッチ活動の休みを取りました)スケッチの日常に戻るつもりでした。だけど、そのときに【何のためにやる?】というのを、多分、自分の中で再確認を求めていました。私の気まぐれている、不揃い日常にスケッチは? 反省してみたら、全部で3つのことがありました。 ①まず、Virtual Sketchのことです。 一つ大きな発見でした。Google Mapsを活かしながら、世界を回って、楽しい旅をいくつかしました。USKコミュニティーの中でそれについて議論があったが、それに関わらず、素敵なideaとしてありと思いました。 日本とノルウェーのvirtualスケッチ Virtual Sketchとともに、digital で描き続きました。IPadのProcreateでどんどん描いたら、【悪くないな】と思いました。紙を使わず、軽い、便利です。そして、早いです。今年はIPadでよく描くようになりました。これからも、続きます。Procreate上手いな人から学びたいですね。 ②番目は日常・旅の二分法です。 今年は、リアルな旅に一回行きました。富山県に車で行って、水彩とスケッチブックをもって、楽しみました。それを思い返すと、やっぱり、スケッチは旅でするは最高ですね。ゆっくり石に座って、川を見ながら水彩で描く、大きな杉の下に過ごすなど、いい時間でした。 旅で夫はスケッチを一緒に描きました。 自分に聞きたい質問がうまれました:なんで今住んでいる家の日常をあんまり描かいてないんですか? なぜだろう。 数年前に描いてたんですけど。来年はそれにチャレンジしたほうがいいかな? USKの仲間を見ると、「変化を観察し描き」、「私の日、ルーチンを描き」というのテーマがよくありますね。そして、同じ毎日を観察しないと、変化を気づかないだろう。私の【日常】がいつか落ち着くのだろうか。私は自分の【日常】をいつか固めるだろうか。 2019年こたつの中のスケッチ。今年はこたつを捨てたから、ちょっと悲しです。 ③のは自然観察スケッチです。 山茶花の花観察11月12日 自分のスケッチの中はいつも自然が多かったです。今年、それにまた注目しました。そのきっかけとして、パートで教えた【自然観察授業】でした。環境教育を仕事としてやるために、自然観察をマ

Meet your USkJ friends : interview with Momoko Takada

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今回インタビューするのは我らがブレインとも呼ぶべき若き企画力、実行力のあるメンバーのMomokoさんです。毎月のFBでもお馴染みのイベントアナウンスに、blogの投稿、コアメンバー間での話し合いでのイベントアイディアの提案など、活躍中の彼女のストーリーをお楽しみください。 Today I interview MomoKo-san, who is a young energetic member of our group, with full of new ideas. You probably have seen event announcements released by her in our Facebook group frequently, or her posts in USk Japan blog. She also work actively as a core-member to make our group fresh and mature. Now enjoy her stories! 1: アーバンスケッチャーズジャパンにはいつから参加しているか?また参加の形態は?(Facebook・Instagramへの投稿、スケッチ会参加、ブログ寄稿など) Since when are you participating USk Japan, and on which platforms? (FB/IG, sketch meetups, blog contribution, etc.) アドミとしてでかい顔をしていますが、アーバンスケッチ歴はとても浅いです。2018年の春だったと思いますが、インスタで#urbansketchersのハッシュタグを見かけ、なんとなくピンとくるものがあったので調べたところ、USkとその日本支部の存在を知りました。当時はふだんの生活や旅先で見たものなどを記録として絵にするのが好きでしたが、現場で描く技量も勇気もなかったので、基本的にすべて写真から描き起こしていました。でも現場でスケッチできたら楽しいだろうなあと漠然と思っていたし、その時その場の景色や経験をドキュメントするというUSkのコンセプトにやけに惹かれるものがありました。 Although I'm an admin, I'm actual

My "Urban Sketch in 2020" -- 僕の私のアーバンスケッチ2020

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 自分の携帯電話の中に溜まっている2019年と2020年のスケッチを見比べると、明らかな違いが見て取れますね。ストレートに言うと2019年は「安定」そして2020年は「再構築」? カフェにて。スケッチブックを忘れたことに気づき、急遽手帳にしたスケッチ (2019年) デニーズにて昼ごはん。枠を作ってから描くのは好きじゃなかったはずなのに、思いの外上手く行って枠の良さを確認した一枚。 (2019年) 友達との飲み (2019年) 2019年は「スケッチ」として成り立つ絵をちゃんと描いてたように見えますね。それが2020年、初っぱなの新年ドリンク&ドローの時から新たに、スケッチブックではない「クラフトペーパー」に描いてみたり、今までとは違ったアプローチを試しているのがわかります。何かしら普通とは違ったアプローチで自分のアイデンティティを確立したい、そんな思いだったのかな? 新年ドリンク&ドロー 門前仲町 ロブ・スケッチャーマンとお茶 その後コロナの影響で定例会もなくなり、ネットを中心とした集まりなどで友達と描くようになりました。その辺りでバーチャルスケッチなんかも流行って、普段の外で描く感覚ではない、既に切り取られた風景を模写する楽しさにも目覚めましたね。写真から描くのは楽チンで、何かズルをしてる気分にもなったりして(笑)でも、その活動があったからこそ、意外にも風景スケッチへのアプローチのコツ?も自分なりに掴めたところがありました。 パリの街角(バーチャル) アジアの街角(バーチャル) 小金井のどこかで(リアル) 府中のどこかで(リアル) バーチャルスケッチと同様、同じころ流行った?のがUSkJのウィークリー・チャレンジでしたね。いま思うとこれは、やはり「ウィークリー」だった事も随分意味があったかな?と。その後、ウィークリーだと忙しいので月に3本チャレンジのお題を出す「マンスリー・チャレンジ」としましたが、振り返ってみるとその時間的緩さが、チャレンジの盛り上がりの緩さが繋がってしてしまったかな?という反省(笑) このウィークリー・チャレンジのお題によって、描き方や描くツール選びなど、今まではしなかったアプローチで描く楽しさを見つけたり、自分はこんな絵もかけるんだ!?なんていう発見もあったかな?でも、やはり外へスケッチしに行かない点で、家の中