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Showing posts from July, 2020

Meet your USkJ friends : interview with TETSU

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上:神田エキュート万世橋でスケッチするTETSU(誉田哲朗)さん。 今回ご紹介するTETSUさんは協同組合日本イラストレーション協会(JILLA)の理事をされていて、2008年当時スケッチ会といえばJILLA繋がりのイラストレーターの参加が多かったのですが、そもそも私が頻繁にスケッチをするきっかけとなったWorld Wide SketchCrawlと言うイベント(WWSC)に誘ってくれた人です。WWSCをきっかけに世界中のスケッチャーとのオンラインでの繋がりが生まれ、海外から日本を訪れるスケッチャーさんが、私たち(当時東京チームと呼んでいましたが)にスケッチ会しましょうと連絡をくれる機会が増え、(長い話を短くしますが)結果としてUSkJを立ち上げようと言う話に繋がる、最初にUSkJ畑を耕した人です。 上:2013年、神田エキュート万世橋でのWWSCで。スケッチするKenさん, TETSUさん, Tashaさん (by Kumi) TETSU: 【スケッチクロールとの出会い】 僕のアーバンスケッチャーズ参加までの軌跡は、 World Wide Sketch Crawl という、2004年から始まったイベントに参加したことがきっかけです。WWSCとは、ピクサーアニメーションスタジオのエンリコ・カーサロッサ氏が「世界で同日にそれぞれのエリアでスケッチをしてネットで見せ合おう」と呼びかけたことから始まりました。カーサロッサ氏は奥様が日本人なこともあり、第一回WWSCでは京都の地をスケッチしています。第2回以降、日本では、米国のニコロデオン/ピクサーとのつながりのあった北海道のアーティスト伊藤マーティ氏が主導する形で、札幌のセッションがレギュラー化しました。彼曰く「ディズニーのアニメーター達は、アメリカでは頻繁に街中でのスケッチクロールを行なっており、その活動が多くのアイデアブラッシュの基礎になっている。また、その作品の多くは「Sketch Book」として、米国のComic Conventionなどで紹介されているし、日本人もそこで海外に売り込める」と伊藤氏は教えてくれました。これに影響を受けた東京のイラストレーターが呼応する形で、2008年以降、伊藤氏の依頼によりディズニーとの縁が深かった僕をはじめとして、東京でのレギュラー開催が定着。201

Meet your USkJ friends : interview with Toriumi- san aka, ‘Casey’

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上:真間山弘法寺の階段 今回ご紹介するのはUSkJのメンバーの中で最も精力的にスケッチされているCaseyさん、こと鳥海武司さんです。 ちなみに、鳥海さんがなぜCasey(ケーシー)さんという愛称が付いたかというと、お仕事仲間にもう一人タケシと言う名前の人がいて、その人がタケシの頭部分のタケと呼ばれるようになり、鳥海さんはケシの部分(ケーシー)を名乗るようになったのだそうです。 1、アーバンスケッチャージャパンにいつ、どういう理由で参加したか。 ● 最初に、なぜスケッチを始めたか 仕事でアメリカ、カナダで32年生活し、最後はシカゴでリタイアして、2017年3月に日本に戻ってきた。それまで仕事以外はゴルフとテニス、2013年に脳梗塞になってからはそれも辞めて、写真ばかり撮っていた。 日本に戻って、写真以外になにかしようかと思っていて、近所の図書館で市内の公民館のサークル紹介のなかからたまたま試してみたのが線画のサークルだった。(これが2017年の6月か7月だったか、はっきり思い出せない。) 同じ公民館の別のサークルの水彩画にも入ってみたが、部屋のなかで2週間かけて静物画を描くのがまだるっこしくて、3回行っただけで辞めてしまった。 線画のサークルは、同じく部屋のなかで描くばかりで好きではないが、同時期に参加したスケッチ仲間がいるのでその人たちと話したくていまだに通っている。 線画のサークルで知って始めたのが、電車の中でのスケッチ。街中でも数分で描き上げるクイックスケッチ。これは今でも続けている。(コロナの自粛中は電車に乗ることがほとんどないので電車内スケッチは滞っている。) ●アーバンスケッチャージャパンに参加したのは 2018年の2月、インターネットでアーバンスケッチャーのマガジン“Drawing Attention”を読んでいて、松戸でアーバンスケッチャー本部からメンバーが来てミーティングを持つというのを知って、USkJapanのMariiaさんにメールで参加申し込みをした。 これがクミさん、アツコさん、ナオコさん達、USkJapanのメンバーと知り合いになるきっかけだった。 USkのレクチャーはOn locationで見ているモチーフのとらえ方、ジャーナル風に描くという内容だったが、分かったようで分からなかった。今でもそれが

Meet Your USkJ Friends Interview: Lavinia

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USkJメンバーをインタビュー形式で紹介するシリーズ、Meet Your USkJ Friends。 初回のシンさんによるマヤさんの 、 第2回の久美さんによるあつこさん・えりこさんのインタビュー は皆さんもう読まれましたか?いずれも各メンバーの個性に触れられる読み応えたっぷりの記事なので、未読の方はぜひチェックしてみてくださいね。 This month we have launched a new blog series, Meet Your USkJ Friends, where we interview USkJ members so that people can know more about them and our group. Have you read the first episode featuring Maya-san (interviewer: Shin-san) and the second one featuring Atsuko-san and Eriko-san (interviewer: Kumi-san) ? If not, please check them out:) 第3回の今回はUSkJの若手/インターナショナル班担当(そんなものはない)として、わたしからインドネシア出身の Lavinia (愛称はニア)を紹介します。ニアは元々インドネシア、スラバヤのUSkチャプター・アドミンで、インストラクターとしてワークショップに参加したり、自身の専門であるデザイン分野と絡めてアーバンスケッチの講演を行ったりと、インドネシア国内外のUSkコミュニティで活躍しているスケッチャーです。2017年に来日し、東京在住だった昨年2019年にはUSkJのスケッチ会に多数参加してくれました。現在は山口県に住んでいますが、これからもアーバンスケッチを通して山口の景色や暮らしを伝えてくれる予定です。 For the third episode, I interviewed Lavinia (Nia) from Indonesia. She’s originally an admin for USk Surabaya. She’s been actively involved in the USk community, both locally

Meet your USkJ friends : interview with Atsuko and Eriko

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私からは、 アーバンスケッチャーズジャパン(以後USkJ)を立ち上げた初期の頃からちょくちょくご一緒してくれているお姉さん達お二人をご紹介します。 Atsukoさんはイラストレーターとして憧れの先輩で、実は私がイラストレーターになった理由の一つに、彼女が(私が当時務めていた会社に)よくお仕事に来ていて、それを見て、絵を描くことを仕事にしていていいなあと思い、自分もやってみるぞと決意させてくれた影響力のある人です。その後度々現場描きの仕事でご一緒する中、スケッチ会にお誘いしたのでした。 Erikoさんはアーティストとして長年パリにお住まいだったと言う、絵描きにとってこの上なく羨ましい経歴の持ち主で、日本に帰国されてすぐにUSkJのスケッチ会に参加され、以来時間のある時にはスケッチ会に参加されています。 お二人とも現在USkJのコアメンバーとして、スケッチ会の企画などする際会議に加わっていただいています。 そんなお二人とは、2018年にPortugal のPortoでUSKのsymposiumが開催された時期に一緒に現地まで行って、(symposiumそのものには参加しませんでしたが)スケッチして過ごしたこともありました。 上:とあるスケッチ会での様子 by Kumi 下:Portoにて by Kumi 1, USkJ との出会いはいつ頃でした? Atsuko: 2013年10月19日神田エキュート万世橋が初めての参加です。スケッチクロールだったと思います。大体スケッチクロールの意味も、何回か参加した後、そうなんだと認識した次第😅   橋の上からが最初の絵。集合場所に行ったら時間なのに誰もいない。一人でスケッチをはじめていたら、テツさん(誉田哲朗)が現れて、話をしながらスケッチしたのを鮮明に思い出します。鉛筆画を丹念に描いてから色を付けました。昼食に万世のステーキを食べ、その時が初対面なのにカナダのスケッチャーのkenさんからStrathmoreのスケッチブックをプレゼントしてもらいました💓 このスケッチブックは閉じリンクが無く、片面や両面、裏表と自由に描ける厚手の水彩画用で、私は初めて見るタイプでした。  2枚目は、この日は寒くて午後からカフェに入りスケッチしました。  因みに、私の記憶力はお勉強では発揮出来ませんでしたが、食べた物