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Showing posts from 2022

今年のスケッチ会をビデオで振り返る

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相変わらずコロナの感染拡大の影響で人と集まるのがとても緊張する一年でしたが、4月以降真夏の期間を除いて集まりを開催することができました。 外国からの旅行者も増えた影響で、参加者の外国人率もグッと高くなった今年の様子をビデオで振り返ります。 来年はもっと上手な編集ができるようになりたいですが、ビデオ撮影、編集の得意な方のご参加もぜひお待ちしていますよ! 4月、横浜にて 5月も横浜にて 6月は国立新美術館あたりで。この時はNYのRichard Alomarも参加。 9月は新宿御苑にて。ビデオでは前半の部の様子のみ捉えていましたが、この会以降、2部に渡ってスケッチ会が延長されるようになりました。 10月は築地本願寺とその周辺にて。この時はロスから来ていたShiho Nakazaさんも参加。 11月は谷根千あたりで。この時は香港から来ていたRob SketchermanとBen Lukが参加。 11月は2度目のスケッチ会を開催。この時は銀座にて、ワークショップ形式で参加者さんには大中小(SML)サイズのエレメントを画面に入れ込んでもらうという会でした。 この動画はGroverさんに編集していただきました。うまいなあ。 12月は下北沢にて。

Capture Large, Medium, and small items in a page:My Ginza journal

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銀座のホコ天にて、ソロスケッチウォークしてきました。 今回はルールを設けて描いています。 それは大、中、小、のサイズのエレメントを1ページに入れ込んだスケッチを描くこと。 この方法は、あたかも木全体から枝の一部、そして葉の一枚を順に観察するかの如くで、1つの場所について3つの視点からスケッチし、発見したことも書き加え自分にとってのGinzaスケッチジャーナルができます。 I had solo sketch walk in Ginza and drew these sketches under the rule;【Capture three different sized items in a page】 ( large thing such as buildings; medium sized thing such as cars, people, and small objects such as bags, food, or signs) This way ( just like to look at a whole tree to a branch, to a leaf), studying one location in different view points, and adding your discovery notes make your sketch journal of Ginza much interesting and informative. 1枚目、 (大)銀座三越の外観。 正面のレリーフはシャンデリア。側面の柱のデザインはギリシャの建築デザインをアレンジしている様。 吊り下げのバナーにはDon Perignon X Lady Gagaの文字。ドンペリとレディー・ガガのコラボ企画なんでしょう。 (中)三越の9階のテラスには銀座出世地蔵尊が祀られていて、その左右に三國神社と、レプリカの大きいお地蔵さんが並んで鎮座しています。(それぞれに賽銭箱が置かれています)今日は真ん中の出世地蔵尊の扉は開いていて中が見える状態でした、が、それでもよく見えなかったんですけど。お参り後、おみくじを引いたら大吉をゲット。 (小)エントランスに鎮座するライオン像の付けているマスク。 鼻先から後頭部までの距離があるので、長い紐で括られていま

Let’s Draw Kibe – A Rural Sketch Walk Reportage / きべを描くーー田舎スケッチウォーク

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10月16日に山口県宇部市で行われたスケッチイベントについて、現地在住・インドネシア出身のスケッチャー、ニア(ラビニア)がレポートを寄せてくれました。USkJの活動はどうしても東京都内・近郊に偏りがちなので、地方でのイベントもこうして紹介していければと思います。文章も写真も充実の記事なので、楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。 Nia, an urban sketcher based in Yamaguchi (originally from Indonesia) contributed a report on a sketching event in Ube City, Yamaguchi. Although most USkJ activities are centered around Tokyo, we'd like to introduce events in other regions like this as well. Hope you enjoy reading! ----------------------------- Writer: Lavinia Elysia / 翻訳・編集:Momoko T. As a part of Ube no Sato Art Festa (Art Festa in Village of Ube), on October 16th, 2022, Ube City Northern Area Promotion Division hosted an event called Art and Handmade Festival which was held in Former Kibe Elementary School, a closed school (Haiko) in Yamaguchi Prefecture. Kibe wo Kaku, by open house inc, was one of various workshops in that event. There were two Indonesian urban sketchers leading the sketch walk, namely Setyo Nugroho and Lavinia Elysia. Setyo Nugroh

変わりゆく東京を銀座スケッチで振り返る

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スケッチの投稿をし始めてから10年以上経ち、その間ことあるごとに描いてきた銀座の街の様子。というのもかつて数年間この街に仕事で通い続けたこともあって、銀座には勝手ながら愛着があり、今となっては馴染みのレストランもなくなり、行きつけのブティックもないのだけれど、行けばただいま、とでも言いたくなるような気持ちになります。(反対に、しょっちゅう行くことがあってもいつまでも馴染めない街というのもあるんですけど。) (上)2011年、この当時日産のビルは和光のビルと比較して、このくらいの高さだったんですね。(4丁目交差点付近の歩行者天国の通りからの眺め) 2013年4月、松坂屋の看板が右手に見えます。(これも歩行者天国の中央通りからの眺め、6丁目あたり) 2013年6月、松坂屋内でバーゲンセールがありました。(その後閉店、取り壊し) 2014年7月、松坂屋とその周辺のビルが取り壊され、GINZA SIXのビルが建てられる直前、敷地が塀で囲まれている様子。(平日の中央通りからの眺め) 2017年1月、日産ギャラリーという白くて網の目状の外観のビルが現れていました。(和光前あたりからの眺め) 2018年4月、Tokyoミッドタウン日比谷が出来上がっていました。(Tokyu Plazaの展望階からの眺め、だったかと) 2021年7月、街には新しいTokyo Taxiが走っているけれど、コロナ禍で観光客もほぼいない。(中央通り7丁目からの眺め) 2022年5月、足場が組まれ、解体が始まった中銀カプセルタワー(海岸通りあたりからの眺め) この刻々と姿を変える東京の今を、今度はみんなで銀座をスケッチすることで再発見してみたいと思っています。ジャーナル風に、こんな建物があった、こんな服の人がいた、こんな料理を食べた、といった大、中、小、のエレメントを一つの画面に捉えるというお題のワークショップをしてみたいなあと考えています。

To sketch or not to sketch...that is the question.

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店の中央に厨房、それをカウンターで挟む形の焼き鳥屋さん。西荻の戎(えびす)北口店。初めて入ったけど店内の雰囲気、客とお店の兄ちゃんたちの距離感とか絶妙!描くつもり無かったのに、場の空気に誘われて描き出しちゃいましたね(笑) 何も考えず描きたいところから描く派なので、厨房の兄チャンの背中から描き始め、壁に貼られたお品書きを書き込み、向こうの常連さんを描き、厨房の中の面白いところを描き…上手いことまとまったのでページ上半分を描いたところで終わりにしよう…と思ったけど、、、なんと自分の目の前も描くことに!!この頃にはビールもいい具合に入ってるから、楽しくて止まらなかったのかな?(笑) そして見開き全部うまいこと埋まりました!! 色も塗りたいけど、思いがけずうまく行ったスケッチ、失敗するのが怖くてなかなか手がつけられませんでしたが(笑)ようやく着手! 色ぬりも塗りだすと子供のメイクごっこみたいに全部バッチリ色でキメようとする僕なので気をつけて塗りました(笑) 久々にちょっとした達成感。こういうのがあるから続けちゃうんだろうなぁ、スケッチ。

ISOT展示会でSM・LT Artのboothにて魅力的な製品をあれこれ試した

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東京ビックサイトでのフェアに出展するリトアニアの紙製品の会社SM・LT Artさんよりお誘いを受けてISOTの展示会に数名のUSk Japanのメンバーで訪ねてきました。 ブース内は魅力的な製品が並べられていて、それぞれユニークなデザイン、フォーマットがあり説明を受ける間もワクワク。さらに、どれでも使ってみたい製品を試してみて良いとの気前の良さ!なのでそれぞれが描いてみたいと思うものを手にして描き始めました。 We USk Japan was asked to come and visit the booth of SM・LT Art( a Lithuanian paper company) at ISOT fair held in Tokyo Big Sight. There we were offered to try various their products right on location! We were so excited to see their lovely unique notes, pads, albums, and ofcourse to draw on them! We were just like kids in a toy shop, started to pick one then drew on it. 私が最初に手にしたのはwatercolor sketch albumというスクエアの小型のスケッチブックです。 同じ紙で作られていてサイズや枚数の違うシリーズがありますが、この表紙のイラストのものが同じ紙であるとわかります。 My first choice is this. A tiny square watercolor album. It is so handy and has lovely iconic color and illustration on the cover. 次に手にしたのは100%リサイクルして作られた水彩パッド。こちらも絵の具の染み込み方が気持ちよく使いやすい紙で気に入りました。 My second choice was an A4 watercolor pad ( 100% recicled). I enjoyed and loved the texture and its w

Meet Your USkJ Friends: Grover

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USkJメンバーをインタビュー形式で紹介するシリーズ、Meet Your USkJ Friends。今回フィーチャーするのは、香港出身で2年前に東京に移住されたGroverさんです。スケッチを始めたきっかけや、好きなスケッチャー、使用しているスケッチ道具など定番の話題のほか、彼が取り組んでいるプロジェクト、Sketch My Tokyoの立ち上げの背景についても伺いました。いただいた回答は私の日本語訳付きでお届けします。お楽しみください! A new episode of Meet Your USkJ Friends has just arrived! This is a series of interviews with USkJ members. This time we are featuring Grover, a designer from Hong Kong who moved his business to Tokyo two years ago. Aside from his story of starting sketching, favorite sketchers, and sketch kit, he also shared the background of his personal project called Sketch My Tokyo. Hope you enjoy! --------------------- 1: When did you start sketching? How did you get involved in the USk community? スケッチを始めたのはいつ?またUSk参加の経緯は? Top: Sketch when I study graphic design on 1994 Bottom: Sketches from sketch crawl event on 2007 上:1994年、グラフィックデザインを学んでいた頃のスケッチ 下:2007年のスケッチクロールでのスケッチ I start sketching when I’m studying graphic design in Hong Kong about 20+ years ago. At that time I have frie